マネー図鑑
ホームお金のガイド › 高額療養費制度とは?自己負担の上限と使い

高額療養費制度とは?自己負担の上限と使い方をわかりやすく解説

医療費が高額になったときに自己負担を抑えられる「高額療養費制度」の仕組み・上限額・申請方法をわかりやすく解説します。

高額療養費制度とは

同じ月(1日〜末日)にかかった医療費の自己負担が一定の上限を超えたとき、超えた分があとから払い戻される公的医療保険の制度です。入院・手術・帝王切開・がん治療など、医療費が高額になったときの負担を大きく軽減します。

自己負担の上限額

上限額は年齢と所得で決まります。70歳未満の一般的な所得区分では「80,100円+(総医療費−267,000円)×1%」が1か月の上限です。所得が低い区分はさらに低く、高い区分は高くなります。

使い方(2つの方法)

事前に「限度額適用認定証」を保険者(健康保険組合・協会けんぽ・国保など)から取得し、窓口に提示すると、はじめから上限額までの支払いで済みます。マイナ保険証なら認定証なしで自動適用される場合もあります。②あとから払い戻しを受ける場合は、保険者に高額療養費の支給申請をします。

知っておきたいポイント

差額ベッド代・食事代・先進医療・保険外の費用は対象外です。同じ世帯で合算できる「世帯合算」、直近12か月に3回以上上限に達した場合の「多数回該当」で上限がさらに下がる仕組みもあります。

関連する公的制度 制度

金額・施行時期・出典は以下のとおりです。

高額療養費制度 制度
ひと月の自己負担上限。70歳未満・一般区分は 80,100円+(医療費−267,000円)×1%(所得区分で異なる)
1か月の医療費の自己負担が上限を超えた分が払い戻される。帝王切開や入院にも使える。
施行:平成30年8月診療分〜(現行の所得区分) 出典:厚生労働省 最終確認日:2026-06-15

※金額・要件は改正されることがあります。適用には所得などの要件があるため、必ず出典の公式ページで最新・詳細をご確認ください。

よくある質問

高額療養費はいくらから戻ってきますか?
1か月の医療費の自己負担が所得区分ごとの上限額(70歳未満の一般区分で約8万円台〜)を超えた分が払い戻されます。
帝王切開でも使えますか?
はい。帝王切開は保険診療なので高額療養費の対象です。正常分娩(自費)は対象外ですが、異常分娩は対象になります。
申請しないともらえませんか?
あとから払い戻しを受ける場合は申請が必要です。限度額適用認定証やマイナ保険証を使えば、窓口での支払い自体を上限までに抑えられます。

関連ページ

※制度の金額・要件は改正されることがあります。適用の可否や最新情報は各公式機関でご確認ください。最終更新日:2026-06-18